1日の終わりの寝る前の「自分の時間」に何をするかの順位でブログの投稿は下のほうにあるからだろう。
後回しになって、気づいたら寝てしまった。
なんてことでこうなった。
この流れはまずい。なんとかせねば。
一週間とちょっと前の話。
閉店作業。
閉店前には、それぞれの売り場で閉店の作業がある。
それは売り場によって様々で、売り場よって様々なもの。
閉店作業と一言でいっても、売り場の数だけ、閉店作業があると思う。
その日は遅番で、私が閉店作業をしにペットコーナーを通り過ぎたとき、すれ違った彼女に「〜のところをお願いしていい?」とペットの閉店作業を頼まれた。
それほど時間が掛かるものでもなかったし、それに彼女が忙しそうだったので自然な流れで引き受けた。
どんな作業かは詳しくはかけないが、ソレをするのは離れた場所に二箇所ある。
私が頼まれたのは一箇所のほうだけだったので、そっちだけをした。
翌日。
朝からの出勤だった。
朝の集まりが終わったあとに、少し偉い社員に呼ばれて「昨日〜のところの…をした?」
とペットのソレについて聞かれ、昨日頼まれた場所と違ったので「やってない」と答える。
他の人も同じ答えだ。
つまりは、ソレの一箇所を昨日は誰もやらなかったことになる。
その日彼女は遅番だから当然朝のその場にはいない。
その後は、このことが気になってしょうがなかった。
頼まれた私に責任があるのか。
彼女に責任があるのか。
色々な思考が頭をよぎる。
理屈だけで言えば、最後に確認しなかった彼女に責任があるのだろう。
しかし、もう一箇所もやらなくてはいけないと分かってるのなら、あの時私がやっておけば問題にならなかった。
実際、昨日頼まれたときもう一箇所のことは頭から抜けていた。
あの時もう一箇所のことが頭にあれば、たぶん「もう一個もやりますか?」と確認するか、またはやっておくなどしただろう。
もう一箇所やる。と頭あれば私はやっていた。
ならば、あの時忘れていた私にも責任が?
彼女からしても、私に一箇所頼んだことにより、もう一つのほうをやった気になってしまったのかもしれない。
ならば、私に対してどう考えるだろうか。
とダラダラ意味あるのかないのか分からないことを考えていた。
ここで、後からでも「私が忘れました」と言ってもいい。
私が怒られるのはかまわない。
バイトの私なら「次からはちゃんと気をつけるように」ぐらいで済むだろうし。
問題は彼女がどう思うかだ。
私が責任をあえてとったらどう思うだろうか。
勝手な推測により、彼女は自分より人に迷惑かけることを嫌う人間だ。
私のせいにしたら、「よかった。」と思うよりも「迷惑をかけてしまった。」となる可能性が高い。
事件としては、小さなことなのだから何も深く反省することではないが彼女にどう思われるかは重要だった。
結局、そのあとは何も言わないでおくことにした。
彼女がその事件についてどう思ってるのが、その後すんごく気になって、でも聞けなくて、一週間ぐらいしてから聞いてみた。
「この間はすいませんでした。あのとき閉めておけばよかったですね。」
「いえいえ、あれは完璧私の責任ですよ。何かそのことで言われましたか?」
「いや、やったかどうか聞かれたぐらいで特に言われてないんですよ。」
そんな感じの会話。
やはりというか、自分の中で大きなことにし過ぎていたかもしれない。
それよりもう一つのことが重要だ。
私は、寒いとなぜか鼻が赤くなる体質だ。
外の作業が多いせいか、鼻が赤くなりやすい。
人が見ても、分かるぐらいに。
昨日のことだった。
普段なら仕事が終わっている時間だったか、その日は少し作業が残っていたらしく、私は倉庫によばれた。
倉庫に向かう途中にペットコーナーを通ると、そこに彼女がいた。
何気なく話しかける。
話の途中、急に彼女が手を顔に近づけてきた。
急なことに一瞬よけようとしたが、私の頭にごみでもついていてそれを取ろうとしてるのかな。と思いなにもしないでいた。
その手が頭にいくと思ってたら、鼻を触られた。
「赤いけど、思ったより冷たくないんだね。」
と彼女は言った。
仕事中だったので、話をしたのは本当に短い時間だった。
でも私の中では大事件だ。
気持ちはかなりドキドキだ。
彼女が私を恋愛対象にしてくれているかは別として、仕事場の人としては顔を触るぐらいの親近感は持っていてくれているということだと思う。
小さなことだったけど、これだけで一週間は頑張れる気がした。
実際、いまだにその時のことが脳裏から離れない。
2月の目標でもあったけど、そろそろアクションをしかけていきたいと思っている。
思っているだけだけど。